#22 他の子を見ると自分の子はもう成長しないのに・・と悲しくなります

みなさんこんにちは。

木のおもちゃ作家 あるみです。

今日は風が強いんですよ。

ちょっと風の音が入っているかもしれないですけども

そんな中で第22回、今日も話をしよう!

今日は前回の続きですね。

いくつか頂いたうちの次の質問にお答えしようと思います。

では質問を読みますね。

他の子の成長を見ると、

自分の子供はもう成長しないのにと悲しくなります。

他人と比べて落ち込んでしまう気持ちをどうすればいいですか?

ていうことなんですけども。

そうですね、小さいうちにね、亡くなって。

同じぐらいだった子が大きくなってると、

そうですね。こんな大きくなったんだなって

思っちゃうのはありますね。

自分の子どもは成長しない・・・

成長しなきゃいけないのか?

っていうところかな。

他の子と同じようにいてほしいわけですよね?

要するに。

自分の子が他の子と違うっていうことに落ち込むって言うことは

自分の子をちゃんと見ていないっていうか

その子の存在をちゃんと認めてあげる

っていうことなんじゃないかなと思います。

例えば娘ちゃんが生きてたとして、

多分同じこと言ってると思います。

他の子と比べてまだ歩かないとか喋らないとか。

多分同じだと思うんですよ。

その子はその子のペースで生きているんですよ。その時ね。

それがすべてでそれを受け入れてあげたらいいんだけど、

もう一歳になるのにまだ歩かないんですとか

もう3歳になるのにまだ喋らないんですとか。

なんか完全にその子を見てないじゃないですか。

そういう場合は。

他の一般的な成長曲線を見て、

うちの子は違う。これじゃダメだ・・

という風になっているのと一緒で。

娘ちゃんはお空に帰ったんですよ。

自分の使命を全うして

やることをやって、

自らから帰っていったんですよ。

それを認める

それを受け入れる

って言うことだと思います。

その子だけを見てあげる

っていうことかな。

彼女が選んで父さんとお母さんのもとに来て、

それで全うして帰って行った。

その生き方を認めてあげる

って言う事をしたら、

あんまり他の子が同い年だった子のこととかは

関係ないんじゃないかなと思って。

そもそも何で比べるの?

っていう話なんですけど。

何で比べるんでしょうか?

なぜ他の子と一緒じゃなきゃいけないんでしょうか

っていうのが私のそもそもの疑問なんですけど。

これは判断基準が自分の中にあれば

そんなことしないんですよね。

判断基準が自分の外にあるっていうことです。今。

だから「一般」が判断基準なんですよ。

一般と違うから不安になるっていうことで

判断基準が自分の中にあったら、

「うちの子はこうなんです」

で終わる。以上。

うちの子は全うして帰ったです。

うちの子はずっと一歳なんです。

うちの息子はずっと0歳なんです。

って。

ただそれだけのことなんだけど。

自分の中に判断基準を持ってきてください。

そしたら、比べることの意味とかなくなってくると思います。

いいじゃないですか。

うちの子はうちの子で。可愛いから。

それだけで。

だってその子が成長しようがしまいが

自分の子じゃないですか。一生。

誰がなんと言おうと。

それで良くないですか?

成長しなかったら自分の子じゃなくなる

って言うんだったら、

ちょっと成長してもらわないと

なんか寂しいなっていう気持ちにもなりかねないですけど、

もうそこでお母さん娘っていう関係性が

絶対なんですから、

それだけでいいかなと思います。私は。

今日のお話は、なんで比べるの?

なんで成長しないといけないのかな?

っていうお話です。ありのままでいいと思います。

次は3つ目の質問にお答えしたいと思います。

ではまた次にお耳にかかりましょう。さよなら !

「たましいのおうち」について

木工作家の多胡歩未が、自身の経験から、子どもを亡くしたご家族が前を向いて生きていくための、家族の「かたち」を一緒に考え、オーダーメイドで作ります。

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