#16 粉骨に抵抗があるのですが、どうしていますか?

みなさんこんにちは。

木のおもちゃ作家 あるみです。

第16回目。今日も話をしよう!

今日はお便りを頂きましたので

それにお答えしていきたいと思います。

お便りを読ませて頂きますね。

「初めまして1歳の息子が亡くなって2ヶ月経ちました。

あるみさんと同じように、お墓もなく、

まだまだ甘えん坊だった息子を一人で、

しかも一番に入れてしまうのはどうしても嫌で

手元供養がどんなものがあるのかといろいろ探していてたどり着きました。

一つ質問があるのですが、

遺骨をまだそのままの状態でいかにもっていう感じなのですが

あるみさんは粉骨しましたか?

まだちょっと抵抗があるのですが、

参考までにお聞かせください」

ということなのですが、

粉骨に抵抗があるんだけども、どうしましたか

っていうご質問ですね。

私の場合で言うと、

粉骨というのはしていない

っていう状態です。今まだ。

ウチはちょっと状況が違うのかなとも思うんですけども

参考までにお話しさせていただくと。

生まれてすぐの赤ちゃんの状態で亡くなったので

骨は自体は小さいんですね。

加えて、骨の病気だったこともあって

骨が非常に少ない

っていう状況なんです。で、もろい。

火葬してお骨を拾うときも、

拾えるか、残るかどうか分からない

って言われてたぐらいで。

結果、残ったんですけどもね。

それを丁寧に拾わせてもらった。

小さな小さな骨だったんですけど。

頭蓋骨が特に形成不全だったので

とても柔らかくて、薄い骨ぐらいしか残ってなくて、

それらしい骨があんまりないんです。

なので全部集めた骨を

私自身は、別の木の箱に入れて

それを息子の「たましいのおうち」の

書類とかまとめてある箱の中に今も入れてあります。

っていうのが我が家の現状です。

この方は1歳の息子さんということで

1歳だったらね。もう歩き始めたりして

骨もしっかりしてそれなりに

骨壷っていうのに今は入ってるのかなと思います。

お伝えしたいのは、

今、粉砕するかどうかで悩まれてる

って事なんですけども

今すぐ、今、答えを出さなくていいと思うんですね。私は。

抵抗があるとおっしゃってるんだから

ね、まだ2ヶ月って事で

一緒にいたいだけいてあげていいと思うんですよ。

ご自身がまだ一緒にいたいって思うんであれば

一緒にいて、後から心が落ち着いてどうしようか

って考えても全然遅くないですし

今やらなきゃいけないことでもないと思うので

今答えを出さなくていいんじゃないか

っていうのが私の考え方です。

今やらなきゃいけないわけでもないと思うんですね。

何年も経って粉骨すると言ってやってもらうっていうのも

全然アリな話だと思うので 。

今は一緒にいたいっていうことが

その抵抗があるっていう

ブレーキをかけてるっていう

心の叫びなんだと思うので

そちらの方に耳を傾けて。

きっとまだ離れたくなくて

一緒にいたいんです。

だから一緒にいていいと思いますよ

っていうことをお伝えしたいです。

私も、そのどっちにしてもうちの子の骨は

粉ではないんですけど結構ももろもろで

ポロポロってなってるんですけど

たまにね、1年に1回か、2年に1回か

とかそんぐらいですけど

ごくたまに思い出して

息子の骨の箱を一人で開けることがあるんです。

開けて、元気〜?とか言ったり見たりしてます。

今でも私やります。

本当にたまにですけどね。

開けてみようって急に思い立つことがあって

もそもそ箱出してきて、開けて見てます。

それでいいと思うんですね。

たぶん、お骨壺がね、現実を見せられるから、

飾っていると、とってもなんか悲しくなったり苦しくなったりする

っていうことなのかなと思って。

だから手元供養って

骨を砕いて粉にして

小さな入れ物に入れて飾ったりしてるんだと思いますけど

他の方のお話聞いてると、

写真とか他のものは飾るけど

お骨は別の場所にしまってあります

っていう方も結構いて。

供養するね、その大切な方の居場所に

お骨を一緒に置いとかなきゃいけない

っていうこともないんじゃないかなと思いますので

骨を砕くっていうことにね

今はまだ抵抗があるなら

そのままでいいと思います。

心を落ち着けて

ご自身が整理できた時に考えても

遅くはないんじゃないかなと思いますので、

今は、今を、今のあなたをね

あなたの気持ちを大切にしてもらえたらいいかなと思います。

はい、今日は粉骨に抵抗があるんです

っていうお便りを頂きましたのでお答えしました。

ではまた次に、お耳にかかりましょう。さよなら! 

「たましいのおうち」について

木のおもちゃ作家、多胡歩未が、自身の経験から、子どもを亡くしたご家族が前を向いて生きていくための、家族の「かたち」を一緒に考え、オーダーメイドで作ります。

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