#13 ヘコんだ時、すぐに立ち直れるようになる方法

みなさんこんにちは。

木のおもちゃ作家 あるみです。

今日の秘密の仕事、ちょっと移動して池が見える所に来ています。

今日も雲ひとつない青空です。とっても気持ちがいいです。

第13回目。今日も話をしよう!

今日はですね、

自分を客観的に見る方法

っていうことなんですけども、

これは第5回目だったかな

話した時に、これまた今度お話ししますね

って言ってたことの続きなんですけども。

落ちた時にはどれだけリカバリを早くするか

っていうことなんですっていう話をしてたんですね。

リカバリを早くするには

自分を客観的に見るっていうことがてきめんですよ

っていう、それが方法ですよっていう話です。

今日はその具体的なやり方

っていうことについてお話ししようと思います。

自分を客観的に見るには、

思考を言語化するに限るんですね。

思考です。

自分が、今どう思ってるのか、

どう感じてるのか、何をしようとしているのか

っていうのを言語化できるって言うことが、

イコール客観的に見られてる

って言う状態なんです。

無意識でやってることを

自分の顕在意識下にあげてくる

っていうことなんです。

それによって

自分が何してるのかってのは分かるじゃないですか。

具体的に言っていう話なんですけども、

まずは一番分かりやすいのは

動作を言語化すること

です。

無意識に体が動いていること。

自分の動作を言語化するっていうこと。

例えばどういうことかって言うと

何かお仕事なり何なりしてて

ぱっと、横にある水筒とかコップに手が伸びたとしますね。飲みますよね。

その時に手が伸びた時に、

「あ、喉が乾いているんだな」

って自分で一瞬それに気づくかどうかなんです。

それをやってみるって事なんですね。

手が伸びた時に、

「喉乾いてるんだわ私」

これが無意識にやってることが言語化される

っていう意味なんですね。

他にも例えば、

家の中でリビングとかで

何か落ちてるものを拾おうとした瞬間に

「私、部屋を綺麗にしてるんだ。

部屋をきれいにしようと思ってるんだわ」

って気づくことなんです。

私、部屋が綺麗な状態が好きなんだ

とか

みんなが気持ちよくいるために

部屋が綺麗になっててほしいんだ

とか

その「拾う」ということは

綺麗にしようとしてるわけですよね。

そこを気づくことです。自分で。

私そういうことをしてるんだって。

後はですね。

お店とかに行って、

何気なく並んでいる商品に手を伸ばした時に

私こういうの好きなんだ

とか

こういうのに興味があるんだ

とか

自分で気づくことですね。

なんでこの商品に手が伸びたんだろう

とか

こういうの気になってんだなぁ

とか

客観的に自分を知る

っていうことなんですね。

まず分かりやすいのは、

その自分で無意識にやってる日々の動作を

言語化してみるって言う事。

最初は絶対スルーです。

気づかないで無意識にやってて

後から、あ、そういえばあれは言語化できたな

これは言語化できたなって

あの時こういうことだったんだ

っていうのを後から全部振り返って

言語化していけばいいんです。

慣れてくると、その瞬間に

私これやろうとしてるんだとか

私、こう思ってるんだ

っていうのができるようになってきます。

まずは動作が一番わかりやすいので、

動作を言語化するっていうことをやってみる。

それでその次に、

思考を言語化する

っていうことができるようになるんです。

 思考っていうのがまた、

目に見えないですから、

自分の頭の中で全てが行われるから

これは動作の言語化が進まないと、

なかなか思考の言語化には移行できないんですけども。

思考の場合だと例えば、

夕方ぐらいになってそろそろ子供が帰ってくるなとか

そろそろ旦那さんが帰ってくるなとか

ふって思うじゃないですか。

その時に「私その人のこと考えてるんだ」って

「大事に思ってるんだなぁ」

とか

「愛おしいと思ってるから、その子のこと考えるんだ」って。

今どうしてるんだろう

って思うのも同じですよね。

学校で何やってんのかなって思うのもそうだし

ご主人、今日仕事なんか大事な日だったけど大丈夫かな

と思うのも大事に思ってるから考えたんだって。

それが言語化です。

あとですね。

ご家族とか実家のご両親とか友達とかでも

連絡しようとか思う時あるじゃないですか。

なんか連絡しないとか。

そういうのもその人のこと考えてんだ私って

大事に思ってるんだなーって

いうふうに言語化できますよね。

で、もっと無意識で、

今日の夕飯何にしよう

とか

そういうのも家族のことを考えてる

とか

私ちゃんとご飯作ろうとしてるんだ

とかそういうことですね。

私美味しいものを作ろうとしてるんだわ

とか

頑張ってるわ

ってそういうことですね。

お腹が減ったとか

お腹が減った時は、

何か食べたいと思ってるんだな私

とか

その時にもっとやったらいいのが

何が食べたいだろう

って考えることなんですね。

本当にその時に食べたいと思ったものを食べるとか

そういうことをやっていくといいんですけども。

とにかく、

思ったことに対して

客観的に見るとそれはどうなのか

っていう思考の訓練ですよね。

これは筋トレと一緒なので

やれば、訓練すれば、勝手に習慣化されますので

ココロの筋トレ

思考バージョンですね。

頭の筋トレでもあります。

思考回路をそういう風につなげていく

っていうことなんです。

それで、ネガティブなこと。

これも客観的に見る必要があって。

なんとなくスッキリしないとか

なんかイライラするな今日って。

なんでこんなにイライラしてるんだろうとか

なんか心が引っかかってる状態とかあるじゃないですか。

その時に

なんかイライラするから

ウサ晴らしに今日は別の事しようって

そのことを考えなくて

他の事するっていうんじゃなくて、

なんだろうこのイライラは?

って考えるんですよ。

なんなのこのむしゃくしゃは?

何こんなにすっきりしないもやもやしてる正体は何だろう?

って突き詰めて行った時に

絶対思い当たることがあるんです。

朝ご主人に何か言われた一言とか。

朝子どもが何かやらかした事件とか。

なんかすごくちっちゃな事だったりするんですよ。

自分でなんかできなかった何かとか

誰かに何か伝えなきゃいけないのに伝えてない小さな失敗みたいなこととか

何かに引っかかってるから

その状況が起きてるわけで、

それが何かっていうのを突き詰めていくと

心当たりがあるんですね。

心当たりに行き着いた時に、

「本当は私こういう風にしたいと思ってたんだ」って

ご主人に何かを言われて、

本当はこういう風に言って欲しくなかったんだとか

私こう思ってたのに、

伝わってなかったんだとか

子供が何かやらかして

本当はこうしてほしかったのに

やってもらえなかったんだとか

本当はこういう風に言えばよかったとか

自分がやっていない後回しにしてることを

私は本当はもっと早くやっておきたかったんだとか

そこで言語化するんですよ。

「イライラしているのは、

本当はこうしたかったからだ」

っていうのが絶対隠されてるんですね。

じゃなかったらイライラしてないんですよ。

本当はこうしたかった事ができてれば、

それはイライラっていう感情にはなってないはずなので。

何か自分の中でマイナスだったことが、

イライラっていう感情で

自分の中に残ってるんです。

 だからそれが本当はどうしたかったんだ私

っていうのに気付くだけでいいんです。

それを言語化するだけで

とりあえず自分のことは分かってもらえた

って自分の心が思ってくれるんですね。

本当はこうしたかったんだって

気づくことが本当に一番大事なことなのです。

それに気付くために

まず動作を言語化したり

思考を言語化したりする必要があるわけで

ネガティブな感情を

本当はこうしたかったんだ

っていう言葉に置き換えられるようになれば

リカバリめっちゃくちゃ早くなります。

落ちた時にそれをやればいいんですよ。

ずっとんと落ちて悲しい苦しいなった時に

私本当はこういう風に思ってるんだ

ってすぐに自分の感情が言語化できるんです。

そうすると自分がそこで救われるんですよね。

自分自身によって。

その練習っていうのが

まず動作を言語化すること。

思考を言語化すること。

っていうその思考の癖をつける

って言う事なんですね。

そうすることで

気分の浮沈の振れ幅を少なくすることができる。

気持ちが安定してくる

って言うメカニズムなんです。

はい。

じゃあ今回はここまで。

また次の回にお耳にかかりましょう。

質問とかメッセージとかね

ありましたらお送り頂ければ嬉しいです。

ではまた。さよなら! 

「たましいのおうち」について

木工作家の多胡歩未が、自身の経験から、子どもを亡くしたご家族が前を向いて生きていくための、家族の「かたち」を一緒に考え、オーダーメイドで作ります。

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