#12 「時間が解決してくれる」のウソホント

みなさんこんにちは。

木のおもちゃ作家 あるみです。

今日は雲ひとつない青空。すごく気持ちの良い天気です。

今日も秘密の仕事場、定位置から。

第12回。話をしよう!

今日はですね、

時間は解決してくれる?のウソホント。

です。

悲しい出来事があって、

それを自分の中に落とし込んで、

またそこから歩き出すっていうのには

時間がかかることではあるんですね。

時間はかかるんですけども、果たして、

時間が解決してくれるのかどうか

っていうお話です。

これですね、以前に

たましいのおうちの事で相談されたクライアントさんがいて、

その方がおっしゃっていた言葉が

たぶん答えだなと思うんです。

その方が後からの連絡してきてくれた言葉の中に、

「時間が経っただけで何も解決していないんだと気づきました」

って書いてあったんですね。

これは本当にその通りだなと思って。

その方はですね、

3人目のお子さんを亡くしてるんですけども、

水子なんですね。おなかの中で亡くしていて。

ちょっと事情があって。

出生前に障害が分かったのかな・・

3人目っていうこともあって、育てられるかっていうので、

生きられるかどうかも分からないっていう状態でもあったので、

産まない

っていう選択をされた方だったんです。

その方は、私のとこにご相談に来られたのが

ちょっと何年だったか忘れてしまったんですけど、

何年か経った後だったんです。

その時は産まないという選択をして、

その、お骨とかをね、

お寺に預けて、今はお寺で供養してもらってる

っていう状態だったんですね。

その何年目かの節目に、

家に連れて帰ってきたい。

やっぱり自分の子だからって。

で、その時にたましいのおうちを作ってほしいんです

っていうご相談だったんです。

初めてお話しした時にね、

その子のことを、

ご主人とそんなに話をしてなくて、

家族、上に二人まだ小さい子がいらっしゃるんですけども、

なんとなく話をしてるぐらいで、

ご自身も日々の育児に追われて、

年に一回ぐらいお参りに行くぐらいで

何年も過ごしてしまったんですね。

その方は、だからもうちゃんと連れて帰ってきたい

っていう想いをもたれていて、節目に。

っていうふうにおっしゃってたんです。

結局、お話をしている中で、

「何も考えてこなかったんだなっていうことがわかりました」

っておっしゃってて。

「日々のことに追われて、

その子について、

自分自身について、

その出来事について、

結局何も考えてこなかったっていうことがわかりました。

だから時間は経ってるけども何も解決していないんだけどわかりました」って。

私はすごい印象的で。その話が。

やっぱり時間だけで解決する問題ではなくて、

時間はかかるけども、

自分自身がどれだけ向き合うか

っていうことをしない限りは

解決には行かないなーって思いました。

負の感情っていう、

怒りとか悲しみとかの負の感情っていうのは

押し込めて、自分の中に押し込めて、

無かったことにしても

消えないんですね。

押し込めれば押し込むほど、

圧力を増してどこかのタイミングで爆発します。

許容範囲超えて、キャパオーバーってことで。

自分で抱えきれなくなってどこかのタイミングで爆発する

っていうことが負の感情の場合は起こるんですね。

負の感情じゃない、

喜びとかと幸せな気持ちとか幸福感とか、

そういうのはあの、別に爆発したらめちゃ幸せな人になるし、

押し込めないじゃないですか。

嬉しかった嬉しいって言ってすぐ出すじゃないですか。

噛み締めてるんで味わってるんですよね。

でも「悲しい」をちゃんと味わってないって言うか。

苦しいを味わってない

怒りも味わってない。

味わい尽くしたらもうなくなるんですよ。

消えてなくなるんですけど。

それを我慢したり押し込めたりしてなかったことにしていると、

絶対消えないんですよ。感情は。いつか爆発します。

なので、爆発してからでも遅くないですし

爆発するまでしんどいですから、

その前の段階で気づいて自分自身と向き合い始める

っていう作業は絶対どこかのタイミングで必要なんですね。

こんな経験をしたということは、

その時がタイミング。

だからそういう経験をしているから、

 そこに気付いて向き合って、

そしてまた歩き出すっていう作業を

してほしいなと思います。

今日の

時間が解決してくれるのか

っていうお話は、

時間はかかるんですけども、

何もせずに時を経ただけでは

解決しない。

ということですね。

向き合わないことには何も解決しない。

だから一つずつ悲しみを味わうところから

自分自身を満たすっていう作業をされることをお勧めします。

そして新しい自分を歩き出して欲しいなと思います。

はい。ではまた次の回にお耳にかかりましょう。

さよなら!

「たましいのおうち」について

木のおもちゃ作家、多胡歩未が、自身の経験から、子どもを亡くしたご家族が前を向いて生きていくための、家族の「かたち」を一緒に考え、オーダーメイドで作ります。

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