#6 人の赤ちゃんを抱っこできる日なんて来ると思う?

みなさんこんにちは。

木のおもちゃ作家あるみです。

第6回目。話をしよう!

今日は新鮮な出来事があったので、

ちょっと前のめりで報告しようかなと思って。

昨日ね、娘の小学校でイベントがあったんですよ。

行ってきて、いろんな人に会うじゃないですか。学校行くと。

すごい久しぶりの人とかもいっぱいいたんですけど、

赤ちゃんが目につくなと思って。

こんなに赤ちゃんいたっけ?っていうぐらい、

いろんな人が赤ちゃん抱っこしてたんですね。

知り合いでも何人か抱っこしてて、

大きくなったねとか、触ったりして遊んでたんです。

私、もともと子供が好きなんですよ。

小さい子が好きで。

だから木のおもちゃ作家とかいって

子供喜ばせたいとか、一緒に遊びたいからって

こういう仕事をしてるんですけどね。

昨日学校で赤ちゃんを見たときにね、

自分からスーと寄っていって、

生まれたの~かわいいね~

抱っこさせて~

とかやってたんですけど。

昨日夜家帰ってきて寝る時にふと思ったのが、

凄く久しぶりに赤ちゃん抱っこしたと思ったんですよ。

私、抱っこできたなと思ったんですよ。

というのも、

ずっとやっぱり赤ちゃん避けてたんですね。

息子をなくしたばっかりの時、

本当に廃人みたいになってた時はもう世の中に腹が立ってましたし、

自分に腹が立っているというか、

当てる場所がないから世の中に腹が立ってたんですけど。

それで、赤ちゃんで亡くしたから、

赤ちゃんは見たくなかった。

だから赤ちゃんは避けてたんですね。

誰かが抱っこしてるのってシルエットで分かるじゃないですか。

遠巻きに見ても。

絶対近寄らなかったし、

可愛いとかそういう感情になかなかならなかったんですよ。

見たいとも思わなかったし。

抱っこさせてなんて絶対に言えないし。

すごく複雑だったんですよね。

友達とか知り合いだから見たいんだけど、

複雑すぎて近寄れないっていうのを何年も抱えていて。

だから差し障りないように、赤ちゃんがいる時はね、

過ごしてたんです。

でも、昨日、無意識な感じで、

赤ちゃんだー!みるみる~!

みたいな感じで、

以前のね自分の感じで、

かわいい!とかいう感じだったんですよ。

今まで何かブロックしてて

行かないっていう選択を自分でしてたんだけど

昨日はほんとに勝手に足が向いて

勝手に触って勝手に抱っこしてたなー

っていうのに帰ってきてから気づいて

すごく新鮮だったんです。

「あ、私、もう、赤ちゃん可愛いって思ってるんだ」

って言うのにね気づいて

すごい嬉しかったんですね、それが。

もうなんかイヤじゃないんだなって、

自分でそれに気づけたのがまた嬉しい。

自分で自分の感情に気づけたっていうのがすごく嬉しかったんですよ。

昨日。

昨日は1日中、

なんか今日はいい日だったなっていう喜びが

ずっと胸の中にある感じの、

いいことあった日みたいな感じだったんですよ。

それがなんだったのかなーって考えた時に、

赤ちゃん抱っこしたわ!

ってすごい久しぶりの赤ちゃんの独特の感触。

私やっぱり好きなんだなーって思って。

またこんな風に思えるようになった自分がいるんだって

感じられたんですよ。

もうほんと7年も8年も経つんですけど、

それでも赤ちゃんを避けるっていうのは

意図的じゃなかったんですよ、ずっと。

最初は意図的にやだから避けてたんだけど、

しばらくしたら無意識に避けてて、

意識には登ってなかったんですね。

赤ちゃんやだっていう。

けど本当に無意識に避けてたんだなっていうのに

改めて気づいたんですよ。

それがいつのまにか〇になって

無意識に赤ちゃんの方に向かえるようになったんだって

ほんとになんか自分の成長を自分で感じられた

っていうのが私は新鮮だったので。

ちょっと嬉しかったですね。

あー次の段階行けたんだなー。

息子が応援してくれからだななーって思えて。

そんな私そんなだったけど、今こんな感じ。

そんなとかこんなとか意味分からないですけど、

そういう気持ちになれる!

なれますから、今しんどい人に絶対大丈夫って言いたくて、

今日は興奮気味にシェアさせていただきました。

変わるって思った瞬間から変わるから絶対大丈夫。

今しんどい人が絶対やっていけないことは自分をいじめること。

これは長くなるから次回お話ししようかな。

自分をいじめてる限り穏やかにはならない。

ていうのを次はお伝えしたいと思います。

今日は私が再び赤ちゃんを

ココロから喜んで抱っこできたっていう、

そんな日が来ますよっていうお話を

シェアさせていただきました。

では次にお会いしましょう。さよなら!

「たましいのおうち」について

木工作家の多胡歩未が、自身の経験から、子どもを亡くしたご家族が前を向いて生きていくための、家族の「かたち」を一緒に考え、オーダーメイドで作ります。

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