夫の声

interview

夫の声

過去の事という感覚は全くなく、一緒にいる感じです。
たましいのおうちができる前はどんな心境でしたか?

とにかく家族がバラバラしている感があった。ダメージを受けてはいるが、進んでいきたい気持ちをなんとかしたい。だけど家族として一体感がないというか、収まり場所がないというか、どうしようもなく途方に暮れていた。

たましいのおうちができたことでどう変化しましたか?

息子の存在が見える化した。 話しかけたり、関わったりできるようになったことで、そこを基点に前に進めるようになった。家族全員が関わりを深めていけるようになってバラバラ感がなくなった。

どんな人に必要だと思いますか?

大きな未来があっただろうけど、それを見られずに終わった人や、一緒に歩いて行きたい、一緒に人生をやっていきたいと思っている人に。 肉体はないけれど、寄り添い、話し、深めることができます。

今悩んでいる人へのメッセージ

形にこだわる必要はないと思う。自分の納得いく方法で心の整理をした方がいい。 毎朝、声をかけられるっていうのはいいものです。 忘れるとか、過去の事という感覚は全くなく、一緒にいる感じです。 朝、扉が開けっ放しだったりすると、「徹夜させたー!」という話になったりします。


長女の声

interview

長女の声 (当時3歳半)

落ち込んでたらだめよぉ〜とささやいてくれるよ。
(インタビュー時9歳)
たましいのおうちができる前はどんな気持ちでしたか?

もうずっと会えないのかなー。いないことになるのかなーと思ってた。

たましいのおうちができた後はどう思いましたか?

話したり、相談したりできるんだなーと思った。 近くにいるからがんばろーっていう気持ちになる。

どんな人に必要だと思いますか?

赤ちゃんとかが死んじゃってどうしたらいいんだ・・・と迷っている人にいいと思う。

メッセージはありますか?

たましいのおうちはみんなに力を与えてくれるからいいと思う。 みんなが見たら、落ち込んでたらだめよぉ〜とささやいてくれるよ。いいと思う。


義母の声

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義母の声

通り一遍の気持ちではないものを伝えたいときに、紹介したい。
たましいのおうちができる前はどんな心境でしたか?

アルバムを作ってくれたので、たびたびそれを見ていた。まだまだ立ち直れないとも聞いていたし、ただただ一日も早く今まで通りの生活に・・と願っていた。時間はかかるだろうなぁとは思っていて、ふとした時にいつも頭をよぎった。

たましいのおうちができたことでどう変化しましたか?

そこにいるんだ!と思ったら心のより所みたいなものを感じた。遊びに行ったときに、次は何を持っていこうかと考える楽しみができた。心を寄せられるという安心感を感じた。

どんな人に必要だと思いますか?

幼くして我が子を亡くした人や、最愛のご主人を亡くした人に。 お香典やお線香など、通り一遍の気持ちではないものを伝えたいときに、紹介したい。

今悩んでいる人へのメッセージ

家にお仏壇のない家庭がふえていくこれからの時代でも、心のより所は必要なんだと思います。新しい文化になっていくのではないでしょうか。


親友の声

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親友の声

未来を考える作業になるのではと思います。
たましいのおうちができる前はどんな心境でしたか?

親友のことがとても心配だった。かけてあげられる言葉もない。私は一体彼女に何がしてあげられるんだろう…と、悶々としていた。

たましいのおうちができたことでどう変化しましたか?

親友は、亡くしたベビーに対して色んな気持ちがあったと思う。その気持ちに向き合えた事、それを形にできた事が本当に嬉しかった。そして、自分もそのたましいのおうちに入れたい物を選んだ時、自分の気持ちも形にさせてもらえたんだと思う。

どんな人に必要だと思いますか?

どうやって亡くしたたましいと向き合ったらいいかと悲しみの中にいる方。

今悩んでいる人へのメッセージ

たましいのおうちを作ることは、大切な方を亡くした現実と向き合い、その方のたましいとどう共に過ごしていくかという未来を考える作業になるのではと思います。このプロジェクトの願いがぽっかりさんに届きますように!