だからね、ココにいるよ!っていう目印作っておくね

こんにちは。

木のおもちゃ作家あるみです。

天国の息子にお手紙を書きました。

息子の存在を無くすワケにはいかない!と

何かに突き動かされていた当時の私への手紙でもあります。

Kくんへ。

Kがいなくなってから、

お母ちゃんは悩んだり怒ったりをくり返して、

Kからのギフトをしっかり受け取って、カタチにしているところだよ。

お母ちゃんはね、Kがいてもいなくても、

お母ちゃんであり続けたいのだよ。

元気だったら、目に見えるオモロイ家族がもう1人いたんだろうし。

でもいなくたって、お母ちゃんの心にはKはいるわけで。

目に見えないだけで、Kをかわいそうとか思わないんだよ。

Kとお別れしたことも、悲しい出来事ではないんだよ。

Kが自分の使命を全うして、自ら帰っていったと思っているからね。

お母ちゃんは、それを尊重したいのだよ。

それを受け入れるよ。

Kがいなくなった少し後に、

A(娘)が天国のお話をしてくれたんだよ。

「ぼくは神様のお手伝いが忙しいから、

父ちゃんと母ちゃんのところに行っても、

スグに神様のところに戻るね」ってAに言ったんでしょ?

それをちゃんと伝えてくれたよ、Aは。

だからお母ちゃんは、

Kが自分でそう決めてその通りに行動したんだと思ってる。

それがKの意志なんだって。

それでいいと思うよ。

もし相談されたとしても、自分の思った様にやりなさいって言ったと思うよ。

だから悲しいわけではないのだよ。お母ちゃんは。

でもね、お母ちゃんね、

Kの話はしたいのだよ。

Aの話をするように、

Kの話もしたいのだよ。

だってウチの子なんだもん。

なのに、Kは姿が見えないから、

話すといろいろややこしい事が起こるんだよー😭

お母ちゃんはそれが悲しい。

おばあちゃんにね、思い出させないでって言われたときは怒ったわ~。

でもその意味はね、Kの事を思い出したくないわけじゃなくて、

悲しみを思い出したくないってことなんだってさ。

おばあちゃんには、Kがいないことは悲しいことでしかないんだってことが初めて解った事件だったよ。

ひいおばあちゃんとかさ、ひいおじいちゃんとかさ、おじちゃんとかさ、

亡くなった人達の話はするのに、Kの話だけできない事が、

お母ちゃんには受け入れられないことだったんだ。

Kの話こそしたいのに!って。

Kがどんなに勇敢ですごい子なのかっていうのを話したいのにね。

お母ちゃんがね、一番怖れていることは、

Kがどこにも残らないこと。

誰にも見えないし、誰の記憶にもない。いなかったのと同じ。

それが一番怖い。

どうにかして、絶対にそれだけは回避させたい。

それはお母ちゃんがやらないといけないことで、

Kを守らないといけないって思ったんだ。

Kの話をすればするほど、

周りでいっぱいややこしい事が起こっても、

それでもお母ちゃんは、Kの話をするのをやめられなかった。

お母ちゃんが話さなかったら、もうKはいなくなってしまうのではと思ってた。

みんな現実を生きているからさ、刻々と状況は変化していくよね。

それが怖かったんだ。Kのこと、もう忘れちゃったの??って、

何度でも言いたかった。

だけど、お母ちゃんだってそれぐらい分かるよ。そんなことそれ以上言っちゃイケナイってことぐらい。

それが’一番苦しかったんだよね。

だからね、Kはココにいるよ!

っていう目印を作っておこうって思ったんだよ。

それが、たましいのおうちだよ。

そしたらさ、お母ちゃんがいちいちKの話を持ち出して波風立てなくても、

その人のタイミングで、Kの所に来られるじゃん。

それを見てお母ちゃんは、「あ、ちゃんとKの事を心に留めてくれてるな」って安心できるしね。

それでようやくお母ちゃんは落ち着いたんだよ。

だからさぁ~、きっと同じだと思うんだ。

お母ちゃんと同じ経験をした人達も。

お母ちゃんは、経験をカタチに変えることができるんだったら、

これはやらないといけないことなんだなって思ったの。

そしてこれをやり続ける事で、

お母ちゃんはずっとKと一緒にいられるんだなって。

サイコーの贈り物をありがとね。

お母ちゃんがお母ちゃんでいられるための、サイコーのカタチを用意してくれたと思ってるよ。

追伸

今日のKハウスのお花はね、おばあちゃんからだよ。

「たましいのおうち」について

木のおもちゃ作家、多胡歩未が、自身の経験から、子どもを亡くしたご家族が前を向いて生きていくための、家族の「かたち」を一緒に考え、オーダーメイドで作ります。

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